2016.12.14
【せみしぐれ】
【蝉時雨】 ザーッと強く降ってはやむ時雨の様に、蝉がいっせいに鳴きしきる様子。 その短い生を謳歌しているようでもあり、まさに今しかない切羽詰まった猛々しさが物悲しくもあります。短い夏は蝉そのもの。もしかしたら、人生そのものなのかもしれません。 しかしながら、こんなにも風情な蝉時雨も、単体で、しかもコンクリートの上で転がっているのが突然起き出して目の前で鳴き出し暴れだされた時の驚きときたら、、、、あの存在感は、儚いっていうのとは、あまりにも真逆です。。。