2016.12.14
【はるどなり】
【春隣】 この手に触れる事ができるほど、すぐそばに春が。 寒さですっかり凝り固まっていたこの身が、柔らかな風にゆっくりゆっくりと緩みだして ついつい微笑んでしまう頃。 巣にこもりがちだった我が家の小鳥も徐々に歌いだし踊りだす。 こんなにもかわいらしい春がいとおしくて抱きしめたくなるけれど、きっと、、いや、絶対につぶして壊してしまうから、怖くて出来ない。。 そっと近づけば、懐かしい様なやわらかいお日様の匂いのする、そんな私の春隣。